3月23日慶應義塾大学卒業式参加報告

皆様、こんにちは。昨日は、卒業25周年を記念して慶應義塾から招待いただいた卒業式に参加してきました。1996三田会から300名を超える同級生が日吉に集い、25年前の卒業の時を懐かしみながら、これから社会に巣立ってゆく後輩たちの活躍を願わずにはいられない、そんな清々しい気持ちでとても良い時間を過ごしました。

実行委員長の湧永からは、我々が今般、卒業25周年にあたってスローガンに掲げた「自我作古」について触れたうえで卒業生諸君に花向け&激励の言葉を送りました。また、寄付事業委員長の余語からは寄付金の目録を塾長に贈呈しました。寄付金については本メール下部に詳細記載しますが、「現時点での目標金額」を表明し贈呈いたしました。

式典の様子は、YouTubeで録画でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

【午前の部】https://youtu.be/sv1e1JitBeE
【午後の部】https://youtu.be/CS-nU4X6Ni0

 (1996年三田会の寄附目録贈呈・挨拶は、午前の部は1時間15分30秒から、午後の部は1時間17分7秒からとなります。)

卒業生の一人で、我々の先輩方の寄付金による奨学金を受け、充実した学生生活を送られた近藤さん(商学部・4年)から卒業にあたってのメッセージを頂きましたので紹介します。


1996年三田会の皆様こんにちは。慶應義塾大学商学部商学科の近藤明優と申します。私は1993年、1994年の方々が卒業25周年の際に寄付された奨学金をいただき、この3月に無事卒業を迎えることができました。考えてみると、大学生活は「集団の中の自分」を見つける過程であったように思います。高校生までは学校のクラスが生活の大半を占め、関わる人も自分と近い人ばかりでした。しかし大学は自分でコミュニティを選び、多くの人と関わるようになるため、周りの人と自分を比較して個性を発見することができました。慶應には長く受け継がれてきた伝統があり、様々なプログラムやサークルが存在するため、よりそれが達成できる環境でした。私はGPP(グローバルパスポートプログラム)、短期留学プログラム、英語會、慶早戦支援委員会の活動に積極的に参加する中で自分よりも何かが得意な人に出会い、刺激を受けました。高校生の時からは想像できないくらいたくさんの人と出会うことができ、慶應を選んで本当に良かったと思いました。
しかし、私立ということで学費も高く、奨学金をいただけなかったらお金を理由に参加を断念したことが多くあったと思います。奨学金のおかげで学生時代の「いま」しか出来ない事に思い切り取り組んで、様々な経験を通して成長することができたため、とても感謝しております。
私はこの春社会人となります。会社では、大学生活を通じて見つけた目標である横断的な知識を持った人間を目指し、会社に、そして社会に貢献していきたいと思います。 

商学部4年 近藤明優

(近藤さんのインタビュー記事はコチラ https://1996mitakai.jp/gytq )

今年11月までの目標寄付金額は3500万円です。徐々にみなさんからの心のこもった寄付を頂き始めていますが、目標に至るには多くの皆さんのご協力が必要です。可能な範囲でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。我々、一人ひとりの気持ちが未来を創ります!

1996年三田会卒業25周年記念事業
 実行委員長    湧永寛仁
 寄付事業委員長  余語徹郎

卒業式に参加した同期の皆さんが、卒業式当日の模様を投稿してくれている

慶應1996年三田会facebookはコチラ ⇒ https://www.facebook.com/groups/306678093621528