7/5(日) チャリティイベント「私たちはなぜ卒業25周年で集うのか?」がZOOM開催されました
25年前に慶應義塾大学を卒業した6,000名以上の同期を対象とした「卒後25年記念事業」。その企画運営に携わるメンバーが、その目的とこれからの事業計画、各個人の思いを、参加下さった約40名の皆さんと共有しました。
(ZOOM開催の様子)https://youtu.be/B_AHK9qGCRc (1:01:35)
登壇者:
湧永寛仁(経)卒後25年記念事業実行委員長
⼭上淳(医)卒後25年記念事業実行副委員長
五⼗嵐幹(経)卒後25年記念事業企画委員長
神武直彦(理工)卒後25年記念事業コンテンツ委員長(モデレータ)
#このイベントは1996年三田会卒業25周年記念事業の一環として開催されたものです。
https://1996mitakai.jp/25aniversary/
オンラインチャリティ同窓会「私たちはなぜ卒業25周年で集うのか?」
「同窓会」と言えば、従来は会場に集まり思い出話に花を咲かせ、あの頃に戻った気分になり強い友情を再確認するもの・・この新型コロナ感染拡大により、同窓会も一変しました。
25年前に慶應義塾大学を卒業した6,000名以上を対象とした「卒後25年記念事業」。同窓会の開催を通じてその事業の主旨を説明していく予定だったのにできない。それならばと設置されたのが、今までの「卒後25年記念事業」にはなかった「コンテンツ委員会」。そして、コンテンツ委員会の取り組みの一つとして企画されたのが、このオンライン形式の同窓会です。私たちのテーマ「Change & Challenge」にふさわしく、新しい同窓会のスタイルを模索しています。
第1弾企画として「卒後25年記念事業」の企画運営に携わるメンバーが、その目的とこれからの計画、この事業への思いを、オンラインチャリティ同窓会を通じて、参加者のみなさんと共有しました。
□私たちの同窓会とは今年は新型コロナ感染拡大の影響で、多人数での対面同窓会開催が困難ということで、オンラインでの同窓会開催も数多く企画していきます。また、同窓会メンバーが自ら企画して頂くことをお願いしたいです。
《開催した報告をFacebookにぜひ投稿してください!》
①プライベート 同窓生2人集まれば同窓会!
②クローズド同窓会 ゼミやクラス、部活・サークル等あらゆるグループでの同窓会をぜひ!
《Facebookで開催情報を発信していきます。ぜひご参加を!》
③チャリティ同窓会 事務局企画、みなさんが自由に参加できるテーマ毎の同窓会です。
④チャリティセミナー 事務局企画、学びの機会を中心とした、みなさんが自由に参加できるセミナーです。
※③、④には、参加費500円をPayPayで払う仕組みを取り入れます。この参加費は必要経費を除き、1996三田会から慶應義塾への寄付金となります。有志でご参加いただけたらと思います。
―パネリスト紹介
■湧永寛仁(経)卒後25年記念事業実行委員長
卒後25周年記念事業の実行委員長を務めさせていただく、経済学部卒業の湧永寛仁です。卒業後2年間はソフトバンクに在籍し、その後、祖父が創業した湧永製薬で働きはじめ、2007年に同社の代表取締役に就任しました。2017年からは日本ハンドボール協会の会長にも就任しています。
大学時代はアイスホッケー部に所属していましたが、2年生の時に父が急逝したため退部し、その後3年間は体育会から離れた学生時代を過ごしました。退部後は学生生活と並行して仕事を始めるなど、これまでとはがらっと変わった学生生活を送ることになりましたが、どちらも私にとっては重要な経験であり、今の自分の礎になっていると思っています。だからこそ、卒後25年になろうとしている今、同期の皆様と会える機会をとても楽しみにしています。
■山上淳(医)卒後25年記念事業実行副委員長
実行副委員長を務めています、医学部卒業の山上淳です。現在は慶応病院の皮膚科で働いています。在学中は応援指導部OBで主将もしていたので、当時も今も信濃町に通っています。当時は応援指導部として神宮球場に通ったり明治公園あたりをうさぎ跳びしたりという思い出しかなくて、因縁深い駅ですがあまり楽しい思い出ないなって思っています(笑)。
医学部卒なので98年卒ではありますが、96年卒同期には仲の良い友達も多いので、一緒に25周年事業やっていけたらと思い副委員長を務めることになりました。
■五十嵐幹(経)卒後25年記念事業企画委員長
企画委員長を務めています、経済学部卒業の五十嵐幹です。現在は、29歳で独立した会社である株式会社クロス・マーケティンググループの代表取締役社長をしています。
在学中は、ラグビーが好きでBYBというラグビーサークルに所属していました。勉強こそしていなかったものの(笑)、幅広い友人に恵まれて満喫した学生生活を送っていたなと思っています。また、4年前に連合三田会を手伝った経験があり、そこで出会った仲間とは今でも付き合いが続いていて、今回もそうした新しい仲間が増えるんじゃないかとワクワクした気持ちで参加させてもらっています。
■神武直彦(理工)卒後25年記念事業コンテンツ委員長(モデレーター)
新型コロナウイルス感染症の影響で、卒後25年記念事業で毎年500回以上開催されていた対面での同窓会が難しくなってきました。そのため、今回は、従来存在しなかった「コンテンツ委員会」を立ち上げ、オンラインと対面での同窓会を企画する、また、企画して頂ける支援をするということをはじめました。
在学中は、理工学部に所属し、大学院終了後は現在のJAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職して、ロケット、国際宇宙ステーション、人工衛星の設計をしていてヨーロッパの宇宙機関に勤務していたりもしました。その後、2008年の慶應義塾150周年事業の際に開設された「システムデザイン・マネジメント研究科」からお誘いを受けて、今はそこで教員をやっています。25周年事業では、「コンテンツ委員会」が立ち上がるということでそれを担当しています。
―委員会の紹介
■湧永寛仁
この活動には、「卒業式・大同窓会の参加」「名簿の整備」「寄付金の募集」という3つの柱があります。新型コロナウィルス拡大という状況下で課題が多いのは事実ですが、大同窓会を盛り上げることができるよう実行委員としては工夫していきたいと思っていますし、皆さまにもご協力いただければと思っています。
■山上淳
1996年の卒業生は名簿上約7000名ほどで、そこにアイデンティティ会員が加わります。実際には名簿の更新が止まっている方も少なくないので、25周年事業を期に更新してもらうのが目的の一つです。具体的には、卒後25周年の大同窓会までに5000名へリーチし、最終的には2000名以上の方に参加してもらうのを目標に少しずつ準備を進めています。
■五十嵐幹
企画委員は大同窓会当日の運営やそれに至るまでの導線企画を担当する委員会ですが、今年は新型コロナウィルスの影響もあり、今までとは全く違う新しい取り組みをしなければいけないと考えています。コンセプトは「Change & Challenge」、今後の予定も状況を見ながら流動的になるだろうと思いますので、ぜひ皆さんからいろんな意見を聞きたいなと思っています。
―卒25周年への思い
■湧永寛仁
私自身、実行委員会に入って初めての方とお会いすることもありましたが、慶應の同期ということですぐ仲良くなれて一緒に色んなことができるのがものすごく楽しいです。これを皆さまともぜひ共有したいので、これからまたさまざまなお願いをさせてもらうかと思いますが、ご協力お願いいたします。
■山上淳
慶應義塾大学の卒業生は約38万人、そうした卒業生たちがまた大学にかかわることで、慶応同士のつながりを強めていこうというのがもともとの趣旨だと思っています。できるだけ多くの方に参加してもらって、1996年三田会の25周年事業を一緒に盛り上げていければと思っています。
■五十嵐幹
実は僕の参加のきっかけは偶然の産物で、崇高な理想を持って参加したというわけではなかったんです(笑)。ただこうしたきっかけから新しい仲間ができるのはとても貴重で大事にしたいと思っています。オンラインだからこそ地方や海外の方ともつながれるとも思いますので、皆さまのご協力で一人でも多く増やしていただけると嬉しいです。