1996年に慶應義塾を卒業した卒業生=塾員による同期の同窓会組織を「1996年三田会」といいます。
私たち、1996年三田会は、年度三田会(いわゆる同期会)の一つであり、1996年(平成8年)に卒業した全塾員約6,800名が自動的に入会して組織された同窓会です。137期目の卒業という事で「137三田会」とも言います。さまざまな理由(留年・留学・病気など)により他年度の卒業となった方、或いは慶應義塾に入学したが卒業せずに他の学校に移られた方で自らのアイデンティティを1996年(137)三田会に感じている方にも広く参加いただいています。
1996年(137)三田会の活動は、連合三田会大会実行委員を中心とする同期のボランティアが支えてきました。現在は、実行委員を置く特定の活動はなく、幹事会を軸に、同期の横のつながりを更に広げる懇親や情報交換を主な目的とした三田会活動を行っています。
そして、私たち1996年(137)年三田会が卒業25年を迎える2021年3月に、慶應義塾が卒業式に招待してくださることをきっかけとして、大同窓会を含む記念事業を開催するべく準備しています。
三田会とは?
塾員相互を結ぶかけ橋となるのが同窓会組織としての「三田会」です。
三田会は、塾員有志が自発的に集い、運営している慶應義塾ならではの同窓会組織の総称です。卒業年による「年度別三田会」、国内外の地域ごとに設けられた「地域別三田会」、業界や企業単位で結成される「勤務先・職種別三田会」のほか、クラブやサークル、ゼミ単位で集う「諸会」に分類されます。約870団体が活動中で会員総数は約30万人に達します。それらを包括する組織として「慶應連合三田会」があります。
「慶應連合三田会」は、各三田会が加盟する連合組織で、独自の活動を行っている個々の三田会を一つにまとめ、会員相互の連絡を密にする役割を担っています。主な活動として、連合三田会名簿の作成、「三田ジャーナル」(隔月刊)の発行、そして毎年秋に日吉キャンパスで開催される「慶應連合三田会大会」の運営などがあります。リンク:慶應連合三田会
社中とは?
慶應義塾では、学生を塾生、卒業生を塾員と呼び、これに教職員を合わせたのが一つのカンパニーであり、福澤先生はこれを「社中」という言葉で表現されました。目的を共有する者の集まりという意味が込められたのが「社中」です。
「卒業25年記念事業」とは?
1996年に慶應義塾大学を巣立った私たちは、2021年3月に卒業25年を迎えます。
それを記念して、かつての同級生たちが集まり、旧交を温め、絆を深めるとともに、お世話になった学びの城への恩返しと後輩たちに伝統と希望をつないでいくことを目的に力を合わせていく、これが「1996年三田会 卒業25年記念事業」です。慶應義塾の同窓会「三田会」において、卒業50年とともに、代々最大の事業イベントと位置づけられています。
2021年3月23日、私たち1996年三田会は、慶應義塾大学卒業式に招待されます。慶應義塾では、毎年、卒業25年を迎える塾員を日吉記念館で開催される卒業式に招待しています。25年前の自分を思い出し、希望に満ち溢れる後輩たちの門出を祝福し激励するこの行事は、1953年から続く塾の大切な伝統の一つです。この記念すべき日を中心に、私たち1996年三田会では以下の記念事業を展開してまいります。
- 同期の絆を深める卒業式以来の「大同窓会の開催」
- 慶應義塾に対する社中協力の一環としての「寄付」(奨学金・研究基金として)」
- 塾員名簿の整備
1996年三田会は、25年の節目に際し、一人でも多くの仲間と旧交を温め、絆を深めながら、同窓の輪を広げるとともに、我々のできることとして奨学金資金の寄付という形で後輩たちのバックアップ、塾への恩返しをできればと考えています。
なぜ同期で集まるのか?
人生の折り返し地点にいるいま、再びみんなで集まり、お互いの絆を再確認し、思いを共有することで、これからの人生をより豊かにすることができるはず。そして、塾への恩返しとして、後輩たちに伝統と希望を繋いでいくために力を合わせる。卒業25年記念事業は、三田会において卒業50年とともに代々継承されている最大の事業イベントと位置づけられているのです。
そのため、2021年3月に行う大同窓会に向けて、これから大小様々な同期会を開催し、一人でも多くの同期に参加してもらい、それぞれ絆を深めどんどん盛り上げていこう!と考えています。
つまり、それまでの期間すべてが「卒業25年のイベントイヤー」なのです!
何のために寄付をするのか?
慶應義塾では、学生を塾生、卒業生を塾員と呼び、これに教職員を合わせたのが一つのカンパニーであり、福澤先生はこれを「社中」という言葉で表現されました。目的を共有する者の集まりという意味が込められたのが「社中」です。
慶應義塾を卒業した私たち塾員は、社会に出てから、先輩塾員たちが築いてくださった高い社会的評価のために大いに助けられてきたのではないでしょうか。また、会社・地域など様々な三田会に所属し、その集まり(社中交歓)に顔を出すなかで、先輩塾員たちから色々な形でサポートしてもらったこともあるはずです。慶應義塾に「入社」するということは、一生涯にわたり三田会のネットワークを自分の味方につけられることを意味します。だからこそ、自分たちも後輩たちのためにできることをやる使命がある、と思うのです。
現在、慶應義塾は、価値観が大きく変わる激動の時代の中、福澤先生の創業の精神に立ちかえり、 世の中の流行などに惑わされず主体的に世の中を導いていくことのできるリーダーシップを持った人材を育てることが強く求められています。その大きな力となるのが、「社中」協力の精神。社中の協力体制は、慶應義塾がパブリックスクール (義塾)として150年以上にわたり成長を重ねてきた原動力なのです。私たちは、自分たちのできることとして、後輩の塾生のために学びの志を経済面から支える奨学制度のための寄付を行いたいと考えています。
私たちは何をしたらいいの?
お願いしたいことは3つあります。
- 趣意書等の送付、各種イベントの案内の送付のため、同期の名簿を整備しています。各種情報を各自で入カしてください「名前、学部、メアド、電話番号(任意)」。
- この記念行事は、1996年卒の同期全員が参加して欲しいと願っています。そのためにも是非、 声掛けに協力して頂きたいのです。それぞれが声を掛けて、また声を掛けられた人が新しい人に声を掛ける…。この繰り返しで同期の輪をつなげていくしかありません!そのために学部・クラス・サークル・ゼミ・体育会・会社・地域・出身校という枠組みで声掛けを網の目のように実施していきたいと考えています。その網の目をできるだけ細かくするためには、組織だって一斉にやる必要があります。できればその組織に名前を連ねて、開催までの動きを実行委員と共有して一緒にやって頂けたら助かります!
- 新型コロナウィルスの情勢に鑑みながらではありますが、沢山の中小イベント(オフライン・オンラインでの全体同期会、学部同期会、クラス・サークル・ゼミ等の各種同期会など)を企画開催していきたいと思っていますので、積極的に参加するとともに、沢山の友人たちを誘ってください!!
寄付は絶対?
慶應義塾の社中協力の精神に賛同頂き、是非ともお願いしたいのですが、まずは様々な同期会に参加して、同期の絆を深めてください。
そのうえで趣旨に納得できるなら、寄付をお願いします。1口1万円(出来ましたら3口)をお願い致します。