1.「卒業25年記念事業」とは?

慶應義塾には、卒業後25年経った塾員を卒業式に招待するという1953年から続く大切な伝統行事があります。後輩たちの門出を祝福するだけでなく、社中の輪を広げ、絆を深めるというのがその目的です。そして私たち1996年三田会は、この行事をきっかけに、卒業25年記念事業として2つの事業を行います。

  1. 同期の絆を深める卒業式以来の「大同窓会の開催」
  2. 慶應義塾に対する社中協力の一環としての「寄付」(奨学金として)」

2. なぜ同期で集まるのか?

人生の折り返し地点にいるいま、再びみんなで集まり、お互いの絆を再確認し、思いを共有することで、これからの人生をより豊かにすることができるはず。そして、塾への恩返しとして、後輩たちに伝統と希望を繋いでいくために力を合わせる。卒業25年記念事業は、三田会において卒業50年とともに代々継承されている最大の事業イベントと位置づけられているのです。

そのため、2021年3月に行う大同窓会に向けて、これから大小様々な同期会を開催し、一人でも多くの同期に参加してもらい、それぞれ絆を深めどんどん盛り上げていこう!と考えています。

つまり、それまでの期間すべてが「卒業25年のイベントイヤー」なのです!

3.何のために寄付するのか?

慶應義塾では、学生を塾生、卒業生を塾員と呼び、これに教職員を合わせたのが一つのカンパニーであり、福澤先生はこれを「社中」という言葉で表現されました。目的を共有する者の集まりという意味が込められたのが「社中」です。

慶應義塾を卒業した私たち塾員は、社会に出てから、先輩塾員たちが築いてくださった高い社会的評価のために大いに助けられてきたのではないでしょうか。また、会社・地域など様々な三田会に所属し、その集まり(社中交歓)に顔を出すなかで、先輩塾員たちから色々な形でサポートしてもらったこともあるはずです。慶應義塾に「入社」するということは、一生涯にわたり三田会のネットワークを自分の味方につけられることを意味します。だからこそ、自分たちも後輩たちのためにできることをやる使命がある、と思うのです。

現在、慶應義塾は、価値観が大きく変わる激動の時代の中、福澤先生の創業の精神に立ちかえり、 世の中の流行などに惑わされず主体的に世の中を導いていくことのできるリーダーシップを持った人材を育てることが強く求められています。その大きな力となるのが、「社中」協力の精神。社中の協力体制は、慶應義塾がパブリックスクール (義塾)として150年以上にわたり成長を重ねてきた原動力なのです。私たちは、自分たちのできることとして、後輩の塾生のために学びの志を経済面から支える奨学制度のための寄付を行いたいと考えています。

4.私たちは何をするの?

お願いしたいことは3つあります。

  1. 趣意書等の送付、各種イベントの案内を送りたいので、名簿を整備しているため、各種情報を各自で入カしてください「名前、学部、メアド、電話番号(任意)」。
  2. この記念行事は、1996年卒の同期全員が参加して欲しいと願っています。そのためにも是非、 声掛けに協力して頂きたいのです。それぞれが声を掛けて、また声を掛けられた人が新しい人に声を掛ける…。この繰り返しで同期の輪をつなげていくしかありません!そのために学部・クラス・サークル・ゼミ・体育会・会社・地域・出身校という枠組みで声掛けを網の目のように実施していきたいと考えています。その網の目をできるだけ細かくするためには、組織だって一斉にやる必要があります。できればその組織に名前を連ねて、開催までの動きを実行委員と共有して一緒にやって頂けたら助かります!
  3. 新型コロナウィルスの情勢に鑑みながらではありますが、沢山の中小イベント(オフライン・オンラインでの全体同期会、学部同期会、クラス・サークル・ゼミ等の各種同期会など)を企画開催していきたいと思っていますので、積極的に参加するとともに、沢山の友人たちを誘ってください!!

5.寄付は絶対?

慶應義塾の社中協力の精神に賛同頂き、是非ともお願いしたいのですが、まずは様々な同期会に参加して、同期の絆を深めてください。

そのうえで趣旨に納得できるなら、寄付をお願いします。1口1万円(出来ましたら3口)をお願い致します。